エマ・ワトソン「なぜ、フェミニズムは不快な言葉になってしまったのでしょうか?」
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「女性がフェミニズムという言葉を使うのに怯えていたら、一体どうやって男性も使い始めるようになるのでしょうか?」
そうEvening Standardに語ったのは、イギリスの女優エマ・ワトソン。
女優活動だけではなくフェミニズム活動にも積極的な彼女は、2014年7月に国連のUN Women親善大使に任命され、
若い女性のエンパワーメントやジェンダー平等を推進してきている。
また、国連のキャンペーン「HeForShe」では、男性にもフェミニズムの活動参加を呼びかけている。
エマ・ワトソンは2014年9月20日、「HeForShe」について国連本部でスピーチを行った。
BuzzFeed Newsは、フェミニズムのムーブメントに新たな風を吹き込んだ当時のスピーチを書き起こした。
エマ・ワトソンが国連スピーチで語ったこと。「なぜ、フェミニズムは不快な言葉になってしまったのでしょうか?」
https://www.buzzfeed.com/jp/eimiyamamitsu/emma-watson-heforshe-speech 今日、「HeForShe」というキャンペーンを発表します。
みなさんに呼びかけている理由は、みなさんの助けが必要だからです。
私たちは男女差別を終わらせたく、そのためにはみなさんが関わらなければなりません。
このキャンペーンは、国連としては初めての試みです。
できるだけ多くの男性、男子に刺激を与え、ジェンダー平等を呼びかけてもらいたいのです。
私たちはただ単に話すだけではなく、実現させたいのです。
6ヶ月前にUN Women親善大使に選任されました。
フェミニズムについて語れば語るほど、女性の権利を主張することが男性嫌悪に繋がってしまうことが問題であるとひしひしと感じています。
この現象を終わらせ、世の中の意識を変える必要があります。
実際、フェミニズムは「男性も女性も平等の権利と機会を持つべきという信念、そして性別による政治的、経済的そして社会的平等の理論」という定義なのです。
「なぜ、フェミニズムという言葉は不快なものになってしまったのでしょうか?」
ずっと昔から、性別に基づいた疑問を感じるようになりました。
8歳のときに、「偉そうにいばっている」と言われ困惑しました。
親たちに見せる芝居を、私が仕切ろうとしたからです。しかし男子だと、そう呼ばれませんでした。
14歳のときには、私は一部のメディアによって性的対象化されるようになりました。
15歳のとき、私の女友達はスポーツをやめるようになりました。筋肉質になるのが嫌だったから。
そして18歳になると、私の男友達は自分たちの気持ちを表現できなくなってしまいました。
フェミニストであると決断した私にとって、フェミニズムは難しくない話だと思っていました。
ところが最近調べてみたら、フェミニズムは人気のない言葉になっていたのです。
女性たちは、自分がフェミニストではないと言っているのです。
どうやら私は、表現が過激で、攻撃的で、孤立させるようで、男を嫌う魅力のない女性として分類されているようです。
なぜ、フェミニズムという言葉は不快なものになってしまったのでしょうか? 現代に“フェミニズム”は必要ない? 若い女性の間で反対運動が起きている理由
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