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徳島市の住宅地にイノシシ出没 県警が注意呼び掛け 2017/10/6 14:31
6日午前、徳島市南佐古八番町の住宅街にイノシシ2頭が出没した。
住民の通報を受けて徳島西署や猟友会が出動したが、2頭は近くの眉山方面に逃げ、
けが人などの被害はなかった。近くには佐古小学校などもあるため、市が注意を呼び掛けている。
市農林水産課や住民によると、イノシシは1頭が約70センチ、
もう1頭が約30センチで親子とみられる。性別は不明。
午前8時半ごろ、住民が住宅街を歩いていた2頭を発見し、署に通報した。
駆け付けた署員や県猟友会員などの11人が周辺を捜索。捕獲に当たったが、11時ごろまでにイノシシは姿を消した。
近くの女性会社員によると、犬の散歩中に住宅街にある畑で餌を探している2頭を見つけた。
1頭が近寄ってきたが、犬がイノシシの前足にかみついたため逃げ、女性と犬にけがは無かった。
女性は「こんなことはなかったので、怖かった」と話した。
署によると、9月27日以降に2度、付近でイノシシの目撃情報があり、
県警は「安心メール」で住民に注意を呼び掛けていた。
県猟友会は「山よりも住宅街の方に餌が多いので、出てきたのだろう」、
市農林水産課は「イノシシを見つけても、危険なので近づかず市に通報してほしい」としている。
南佐古地区の一部はかつて「大谷」と呼ばれ、阿波踊りのお囃子(はやし)でも
「大谷通れば山ばかり 笹山通れば笹ばかり 猪(いのしし)豆食ってホウイホイホイ」と歌われている。
【写真説明】住宅街の空き地に姿を現したイノシシ=午前9時17分、徳島市南佐古八番町
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/10/2017_15072679989056.html