北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐり各国から非難の声が上がる中、ロシアの野党議員団が
北朝鮮の招待で平壌(ピョンヤン)入りしました。
ロシアの野党「ロシア自由民主党」によりますと、北朝鮮の招待で2日から6日までの5日間、
党の国際問題を担当するアントン・モロゾフ下院議員を団長とする議員団が、北朝鮮を訪問しているということです。
モロゾフ団長は、今回の訪問で「朝鮮労働党と交流し、両国の協力関係を深める目的がある」とし、
「朝鮮半島情勢が緊迫する中、平和的な解決方法で緊張緩和に貢献することを期待している」と語っています。
議員団は訪問中、朝鮮労働党中央委員会や北朝鮮外務省の幹部らと会談を行ったり、
平壌市内の施設や非武装地帯などを見学する予定です。
相次ぐミサイル発射や核実験などで国連の制裁が科せられる中、北朝鮮は「圧力よりも対話を」
と訴えているロシアの野党関係者の協力を取り付けようとする狙いが見えます。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3175267.html