WSJは、iPhone X用の有機ELディスプレイを供給するSamsungの子会社であるSamsung Displayがディスプレイ1枚につきAppleから110ドル(約1万2000円)を得ていて、
収益が40億ドル(約4500億円)にのぼると報じています。この利益は、Samsung製のハイエンドスマートフォンGalaxy S8向けの部品の製造から得られる利益よりも大きいとのこと。
なお、正確にはGalaxy S8を販売するのはSamsung Electronicsですが、
巨大なコングロマリットであるSamsungというくくりで見れば、自前のスマートフォン向け部品を製造するよりも、ライバルであるAppleのiPhone向け部品の方がはるかに儲かるというわけです。
Samsungが1台分で110ドル(約1万2000円)という極めて高い部品価格を設定できるのは、
iPhone X向けに高品質な有機ELディスプレイを大量かつ安定的に供給できるメーカーが世界で唯一Samsung Displayだから、という実情があります。
以下ソース
http://gigazine.net/news/20171003-samsung-win-for-iphone-x/