【辻元氏会見詳報】
(3)「小池氏は力持つ政治家」選挙後の連携に含み

 《記者からの質問に、辻元清美・元国土交通副大臣はまっすぐ見据えながら、思いを語った》

 −−外交安全保障や憲法について

 「お互いの対話を大事に、対話を諦めない姿勢でいきたい。そういうことを立憲民主党で実現していきたい」

 −−民進党が3つに分裂したことについて

 「非常に残念な面と、有権者の皆さんに対しての選択肢がクリアになって、選んでいただきやすくなったのかなという面と両面を感じている」

 《続いて記者は核心をつく質問を繰り出した》

 −−分裂は希望の党との合流がきっかけ。小池百合子氏についてはどう思っているのか

 「小池百合子さんとは議員時代からパレスチナ問題や女性問題など、ご一緒してきた。都知事に出る前の4月ごろ、市川房江財団のシンポジウムで席が隣になった。
小池さんに、力のある女性政治家がなかなか活躍というか、当時は自民党だったが、自民党の中でもっと活躍されたらよいのにとお声かけをした。
小池さんはそのとき、ちょっと冗談で、「自民党の中では私がリベラルって言われているのよ」とか言ったりしてね。
「そうしたら辻元さんはどうなるのかしら」なんて言ってね二人で笑いながら会話して…。力を持っていらっしゃる女性政治家の一人だと私は思っている。

 それぞれ歩む道が違っているが、今回の選挙ではやはり安倍一強に象徴されるような、一つの大きな勢力が政治を独占することのないように戦う選挙にしたい。
ぜひこの後も選挙の結果どうなるかわかりませんが、なんだか、大政翼賛会ができるようでは、結果として寛容な保守とは相反することになる。
是非その辺は連携できるところはもちろん連携すれば良いし、そして違うところは主張しながら、女性政治家同士として、切磋琢磨していけばいいなと。

 《辻元氏はこう述べ、選挙後の連携に含みを持たせた》

http://www.sankei.com/west/news/171003/wst1710030062-n1.html