朝日地球会議開幕「分断から共存へ」議論 小池氏も講演
10/1(日) 23:26配信
グローバル化やSDGs(エスディージーズ、持続可能な開発目標)などについて議論する「朝日地球会議2017」
(朝日新聞社主催)が1日、東京都内で始まった。今年のメインテーマは「分断から共存へ 私たちが進む未来」。
世界各地で起きている分断をどのようにとらえ、乗り越えられるのか、国内外の識者が3日間にわたって話し合う。
【写真】朝日地球会議で講演する小池百合子・東京都知事(壇上右)=1日午後、東京都千代田区、関田航撮影
1日は、移民研究で知られる米サザンメソジスト大のジェームズ・ホリフィールド教授が登壇。「我々の社会で、
人の移動の問題に触れない側面はほとんどない。どのように人の移動を管理、規制しながら、移民を受け入れる国、
送りだす国、そして移住者が利益を得るのかがジレンマだ」と語った。また、小池百合子・東京都知事は持続可能な
環境都市をテーマに講演。電気自動車(EV)の普及推進のため、集合住宅の駐車場で充電設備を整備する場合の
支援策を検討すると明らかにした。
2日には国連副事務総長のアミーナ・モハメッド氏らが登壇する。(野口陽、伊藤あずさ)
朝日新聞社
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