高利回りと節税効果が人気のコンテナ投資とは?
昨今、「コンテナ投資」という言葉を聞く機会が多くなりました。
「コンテナ」と聞くと貨物輸送に使われる大型の「箱」が思い浮かびますが、今回取り上げる「コンテナ」は輸送用ではなく、レンタル収納スペースとして使われるもののことです。
設置場所によっては、コンテナではなくプレハブの物置だったり、ビルのフロアや倉庫内を仕切ったスペースだったりと形状はさまざまです。
利回りは、10%前後から高い場合は20%超ほどだとも言われています。人気の理由を探ってみました。
■人気の理由は節税効果と低コスト
では、投資対象として人気の理由は何なのでしょうか。第一に挙げられるのが運営コストの低さによる高利回りの実現です。
アパートやマンションなどの不動産投資と異なり水回り設備などがないため、メンテナンスコストの発生を抑えることができます。
加えて、レンタル収納スペースで使われるコンテナや、物置、バイクボックスなどは「動産」扱いになるため固定資産税もかかりません。
また、設置場所を借りるのか、購入するのか、すでに所有している物件を活用するのかによって利回りが大きく変わってくることには注意が必要です。
節税商品としての一面もあります。新品の大型コンテナの法定耐用年数は7年。
定率法により、初年度から大きな減価償却費が計上できます。
また、7年後には簿価を1円にすることができるため、税負担なく相続・贈与を行うことも可能です。
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