仮想通貨ビットコインの日本市場が、世界の取引高の約半分(47.7%)を占める最大規模となった。
米ビジネス・技術ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」が仮想通貨情報サイトCryptoCompareのデータをもとに報じている。

日本市場の拡大は、中国人トレーダーが取引の場を日本に移動したことが背景にある。「ビジネス・インサイダー」サイトによると、中国での取引高はこの数日間で15%から6.3%に縮小した。

現在、日本に次ぐ規模の米国市場は、取引高で世界の32.1%を占める。

中国人民銀行(中央銀行)は9月初旬、仮想通貨を発行して資金を集める「新規仮想通貨公開(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)」を禁止し、
その後仮想通貨の大手取引所BTCチャイナ(BTCC)とヴィアBTC(ViaBTC)を閉鎖すると発表していた。

この規制はビットコイン相場の大幅下落を招き、9月初めには初めて5000ドルを超えた相場が、一時は3000ドルを割り込む結果となった。

日本のビットコイン市場、中国からのトレーダー流入で世界最大に
https://jp.sputniknews.com/business/201709194102230/