宮城県登米市で母子3人が死亡した放火事件で、仙台地検は25日、自宅に火を付けて全焼させ、3人を焼死させたとして、現住建造物等放火の罪で、父親の島谷嘉昭容疑者(40)を起訴した。
捜査関係者によると、島谷被告は放火を認め「家族が死ぬと思った」と供述。地検と県警佐沼署捜査本部は殺人容疑での立件も視野に捜査していたが、殺意の立証は困難と判断したとみられる。
起訴状などによると、4日午前2時半ごろ、自宅2階の布団にライターで火を付けて全焼させ、妻、美由さん(31)、長女、真央ちゃん(3)、次男、叶佑ちゃん(1)を焼死させたとしている。
http://www.sankei.com/affairs/news/170725/afr1707250007-n1.html