水疱瘡のウイルスは神経節の奥に免疫が閉じ込めてるから治ったように見えてるのだが、

何らかの原因で免疫が落ちた時にそのウイルスが神経節を逆回路で皮膚に向かって神経を炎症させて壊しながら進んでくる。
それが帯状疱疹だが、その進行を早い時点で止められれば神経も痛まず皮膚にまで達することなく再度神経の奥深くに
閉じ込められて強力な免疫が見張ることになり、殆ど何の症状も後遺症もなく治る。

が、発見と治療が遅れて皮膚に達する症状が出てしまったら、神経は全部炎症を起こした後ということなので相当に治るまでに時間が掛かる。
その間、神経の痛みとただれた皮膚の痛みに苦しむことになるが、若い人なら1ヶ月くらいで全快することが多い。
が、高齢者の場合、神経の回復には凄く時間が掛かるので深刻な後遺症も出やすい。(酷い神経痛がずっと襲う症状)