中国の研究者らは、物理のエネルギー保存の法則では説明できないエンジン「EmDrive」の試作品を開発した。
英紙デイリー・メールが中国国営テレビ局の中国中央電視台を引用して伝えた。

技術的な詳細は明らかにされていないが、この発見を説明した動画によると、EmDriveエンジンは近いうちに宇宙空間で試験を行う予定だという。

EmDriveは、マイクロ波を発生させるマグネトロン(磁電管)と、マイクロ波の振動エネルギーを蓄積する共振器から成る装置。
このとき、エネルギー保存の法則では説明できない推力が生じる。研究者らは、このエンジンを搭載した装置によって人類は太陽系の端まで文字通り数ヶ月で到達できるようになると予想している。

先に伝えられたところによると、中国中部の武漢市では、横断歩道で歩行者側の信号に応じて遮断テープが上昇・下降するという新たな装置が導入された。

https://jp.sputniknews.com/science/201709124077847/