https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00000013-jij-int
(抜粋)
 決議は、北朝鮮への原油の供給、販売、移転の年間上限量を過去12カ月の総量と決めた。
現状の輸出量は維持される形で、北朝鮮に実質的な打撃を与えられるかは不透明だ。
一方、石油精製品の供給、販売、移転の年間上限量を200万バレルに設定した。
米当局者によると、原油、石油精製品の北朝鮮への年間輸出量は計約850万バレルという。
北朝鮮へのコンデンセート(超軽質原油)と天然ガス液(NGL)については全面禁輸となった。

 北朝鮮の核ミサイル開発の資金源を断つため、外貨収入源の締め付けも強化した。
北朝鮮の主要輸出品である繊維製品は全面禁輸になった。また、海外で働く北朝鮮労働者の受け入れも原則禁止した。
ただ、制裁委員会への報告を条件に、現時点で就労許可のある労働者については、雇用契約の満了まで受け入れ継続を認めた。
米当局者によると、約9万3000人の北朝鮮労働者が海外で働いている。

 このほか、公海上で船舶が決議違反の物資を運んでいるとの情報がある場合、旗国の同意の下、
加盟国が臨検を行うことを要請した。