北朝鮮に対する国連安全保障理事会の新たな制裁決議案は、日本時間12日午前7時すぎから、採決が行われる予定。
アメリカが目指した原油の全面禁輸は、最終的に決議案には盛り込まれなかった。
採決は、日本時間12日午前7時すぎに行われる予定。
最終的に、原油の全面禁輸が盛り込まれなかった、今回の決議案について、ある国連大使は「全員の賛同を得るために妥協した結果だ」と話している。
一方、別所浩郎国連大使は「一生懸命やっている。午後には、結果を出せることを望んでいる」と述べ、「今の制裁決議案に満足しているか」という質問には答えなかった。
今回の決議案は、最大の焦点だった、原油の全面禁輸は盛り込まれず、過去12カ月の輸出量を超えてはならないと、上限を設けるにとどまり、アメリカの当初案から、大幅に修正した内容となっている。
また、金正恩(キム・ジョンウン)委員長個人の資産凍結なども見送られている。
採決について、ある安保理関係者は「楽観視している」と話したほか、別の関係者は「悪くないのではないか」と、採択されることに期待感を示した。https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170912-00000119-fnn-int