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【6】山で道に迷ったら山頂や尾根を目指せ!??
 山で道に迷うと、沢を下りがちだ。しかし、下っていくと崖や滝や堰堤に突き当たって進退窮まることが多い。
そんな時は山頂や尾根へ向かおう。高度が高くなれば視界が開け、現在地の確認が容易になるうえ、登山道はピークや尾根を通っていることが多いからだ。

【7】山登りでは低体温症に注意!??
 山の事故で、死亡原因として多いのが低体温症による疲労凍死。
実は夏や秋の気温の高い時期でも起こりうる。山では雨だけでなく汗をかくことも含め“濡れない”のが大切。
山に行くときは濡れても肌をドライに保つシャツや、レインウェア、防寒着を忘れてはならない。

【8】救助や崖登りに役立つもやい結び??
 もやい結びはロープの端に大きさの変化しない輪をつくる結び方だ。
結ぶのも解くのも簡単ながら強固で、災害時のレスキューや高所作業に使用されることでも知られている。
様々なことに応用できるうえ、慣れれば簡単な結び方だけに覚えておいて損はなし!

【9】火災に巻き込まれたら煙を避けろ!??
 火災時はとにかく、煙を吸わないことが重要。
逃げるときは、息を止めず少しずつ呼吸しながら姿勢を低くして煙の層を避けつつ移動しよう。
そのときにはハンカチなどで口や覆うのが良い。だが、このときにハンカチは濡らすと除煙効果が落ちるので注意。

【10】着衣で水中に落ちたら背浮きで待て!??
 泳ぎに慣れている人でも、着衣のまま泳ぐのは非常に難しい。
そういう場合は、“背浮き”と呼ばれるフォームで顎を上げて体を反らし、おへそを突き出すようにして浮き続けることが大切。
周囲の人は、ペットボトルなどの浮力がある物を投げ渡し救助を待とう。

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