教育機関や学生を主なターゲットとして提供されている軽量・セキュリティー強化版の「Windows 10 S」では、
上位バージョンとなる「Windows 10 Pro」に無償でアップグレードすることが可能になっていたのですが、
その期限が2017年末から2018年3月31日まで延長されたことが憶測を呼んでいます。
Windows 10 Sはかつて「Windows Cloud」と仮称されていたこともあるWindowsです。その特徴として、文書データをクラウドで保存し、
さらにアプリのインストールはWindowsストアからダウンロードしたものだけに限定することで、高いセキュリティ性を実現しています。
Microsoftでは、Windows 10 Sを文教向けに提供することで、教育機関で広がりを見せるGoogleのChromebookに対抗する取り組みを進めてきました。
Windows 10 Sは日本でも発売済みのSurface Laptopにも搭載されています。記事作成時点での価格は13万6944円からで、
バーガンディ、プラチナ、コバルトブルー、グラファイトゴールドの4色がラインナップされています。また、
プロセッサにIntel Core i7を搭載したモデルも近日発売される予定となっています。
http://gigazine.net/news/20170906-microsoft-extend--free-windows-10-pro-upgrade-deadline/