マグサイサイ賞 上智大学の石沢良昭教授が受賞
「アジアのノーベル賞」と呼ばれる、マグサイサイ賞の授賞式が行われ、カンボジアの世界遺産・アンコールワットの修復などに尽力した、上智大学・石沢良昭教授(79)らに授与された。
マグサイサイ賞は、アジア地域で社会や文化の発展に貢献した個人や団体に贈られ、「アジアのノーベル賞」と呼ばれ、2017年は、5人の個人と1つの団体が受賞した。
受賞者の1人、上智大学の石沢良昭教授は、長年の内戦で荒れ果てたアンコールワットの修復や、保全の担い手の育成に力を注いだ功績が認められた。
石沢教授は、8月31日、フィリピンの首都・マニラで開かれた授賞式で、「アンコールワットを救おうとしている理由は、カンボジアの人々を開放し、平和に戻るよう呼びかけるためだ」と説明した。
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