韓国の大手百貨店『新世界百貨店』を辞めた従業員が卑劣な嫌がらせを受けていると話題になっている。
デパートの衣類店に勤めていたAさんが突然辞めると言い出し、支払われたのは50キロにもなる100ウォンと
10ウォン硬貨だった。

デパート側は衣類店の従業員が勝手にやったことなのでデパート側は関係無いとしているが、
今後の営業店契約違反事項になるのか確認、検討するという。

■過去にも似たような事例が
このように退職する際に硬貨で支払うという嫌がらせは韓国では伝統のように行われており、
2015年6月にはアルバイトしていた10代の女性に対して32万ウォン(3万2000円)が支払われなかった。
労働庁に事情を説明すると渋々支払いに応じ、10万ウォンを硬貨で支払うという嫌がらせがおきた。

つい最近では工事現場で働いていたウズベキスタン出身のBさんら、外国人労働者4人が建築業者から貰った
440ウォン(44万円)が全て硬貨だった。硬貨は100ウォン1万7505枚、500ウォン5297枚など2万2808枚にもなっていた。
問題の建築業者は2万枚以上の硬貨をオフィスの床にぶちまけ、「さあ持っていけ」と言ったという。

このような支払い方法に関しては規定がなく、硬貨で支払っても制裁する方法が無い。
そのためそれを知っている雇用者が従業員に嫌がらせに使うのだという。

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