任期満了に伴う茨城県知事選は27日、県内44市町村1372カ所で投票が行われ、即日開票される。
投票2日前(25日現在)の期日前投票率は11・38%と、前回同時期より5・73ポイント高くなっている。当日有権者数は242万8959人。
全体の79・7%に当たる1094投票所では、午後8時までの投票時間が同6時などに繰り上げられる。
同11時ごろまでには大勢が判明する見込み。
知事選に立候補しているのは、いずれも無所属で、7期目を目指す現職の橋本昌氏(71)、元会社役員で新人の大井川和彦氏(53)=自民、公明推薦、音大非常勤講師で新人の鶴田真子美氏(52)=共産推薦=の3人。
2009年以来となる保守分裂による激戦が繰り広げられた。
6期24年の橋本県政に対する評価や、日本原子力発電東海第2原発(東海村)の再稼働の是非などが主な争点となっている。
橋本、大井川両氏は県都水戸市、鶴田氏は地元つくば市といずれも大票田で最後の訴えを締めくくった。
知事選の投票率は、衆院選と同日選となった05年、09年を除き1975年以来30%台が続いている。
今回の期日前投票率(投票2日前)は、2013年の前回知事選の最終的な期日前投票率を既に上回っている。
当日の投票率の推移と合わせ、3候補の得票にどう影響するか注目される。
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