デマ確定!「核禁止条約言及懸念、軍縮会議高校生演説見送り」はミスリード!発言の場は用意されていた

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スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開かれるジュネーブ軍縮会議で毎年行われていた、高校生平和大使のスピーチが
「核禁止条約への言及」を避けたい外務省の圧力で中止になったという話がリベラル界隈で出回っている。
そのほとんどが共同通信の記事を引用し「今年は軍縮会議の議事上、適当でないと判断した」というジュネーブ軍縮会議日本政府代表部のコメントを根拠としているようだ。
参考:高校生平和大使演説見送り 核禁止条約への言及懸念か ? 共同通信 47NEWS
https://this.kiji.is/271394795680957949

しかし、社民党の福島瑞穂副党首が外務省に問い合わせを行った結果、全く異なる回答がなされている。

https://www.facebook.com/mizuho.fukushima.35/posts/990923954382266
福島 みずほ
火曜日
高校生平和大使が発言できなくなったことについて、外務省に聞きました。
外務省から、文書で回答がきたので紹介します。
納得できません。
外務省 軍備管理軍縮課
<回答>
軍縮会議は政府間交渉の場であり,通常政府代表の発言しか認められていない。
これまでは,高校生平和大使を当日のみ政府代表団として登録するという例外的な対応を取ってきたが,近年こうした例外的な措置を問題視する国が出てきた。
そうした状況の下,意思決定においてコンセンサスを必要とする軍縮会議において,こうした例外的な対応を継続しスピーチの機会を得ることは困難であることから,
本年は高校生平和大使の関連団体に対してその旨お伝えすると共に,日本政府代表部において核兵器国,非核兵器国を含む各国外交官と高校生平和大使との意見交換の機会を設けたところである。
核兵器禁止条約の採択や高校生の発言内容とは関係がない。
(以上)

そもそも、共同通信の記事の中にある「関係者」を外務省関係者と勘違いをしたことが発端で、実際は発言の機会もしっかりと用意されているようだ。

(以下略)

http://ksl-live.com/blog10608