ペナルティーで、ランニングをさせられた男子生徒が、熱中症で重体となっている。
東京都によると、8月21日午後1時ごろ、杉並区の都立知的障害特別支援学校高等部で、顧問の教員が15歳の男子生徒ら7人に、校舎の周り450メートルを走るよう指示した。
教員は、目標タイム1分25秒以内を超えた生徒に、上回った秒数だけ走るというペナルティーを科し、43周走るよう指示された生徒は、21周まで走ったところで体調が悪くなり、練習を終えたという。
この生徒は、翌々日23日の午後3時すぎ、気温が30度を超える中、ペナルティーの残り22周を走り、午後4時ごろ、横になっているところを発見された。
病院に搬送されたが、熱中症による脱水症状で、意識不明の重体となっている。https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170825-00000349-fnn-soci