名古屋市は22日、同市港区の公園で毒キノコ「オオシロカラカサタケ」を
採って食べた30代の男性3人が、嘔吐(おうと)や下痢などの
食中毒症状を訴えたと発表した。いずれも入院中で、快方に向かっているという。
市によると、3人は20日午後3時ごろ、荒子川公園のデイキャンプ場で
バーベキュー中、近くに生えていたキノコを採り、焼いて食べた。
1〜2時間後に嘔吐などの症状を訴え、2人は救急搬送されたという。
オオシロカラカサタケは夏から秋にかけて発生。表面は白く、
うろこのような褐色のささくれがある。傘の大きさは7〜30センチ、
柄の長さは10〜25センチになるという。市は「キノコの知識がない人は
採らない、食べないことが重要」と呼びかけている。
http://www.asahi.com/articles/ASK8Q6RF7K8QOIPE023.html