海上自衛隊佐世保基地に配備されている護衛艦の海士長が、未成年の時に酒に酔った状態で女性にわいせつな行為をしたとして停職50日の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは海上自衛隊佐世保基地に配備されている護衛艦「しまかぜ」の21歳の海士長です。
海上自衛隊佐世保地方総監部によりますと、海士長は、去年5月、佐世保市内の駐車場で、19歳だったにもかかわらず酒を飲んで酔った末に、当時、23歳の女性の口をふさい
で引き倒し、胸などを触るわいせつな行為をしたということです。
海士長は去年6月、強制わいせつの疑いで警察に逮捕され、長崎家庭裁判所佐世保支部で保護観察の処分を受けたということです。
海上自衛隊の調べに対し、海士長は「酔った勢いもあり、日ごろの欲求・理性を抑えられなかった。
深く反省しています」と話しているということです。
海上自衛隊は、きょう付けで、海士長を停職50日の処分にしたということです。
護衛艦「しまかぜ」の艦長、前久保一彦1等海佐は「誠に遺憾に思います。厳正な規律の維持に努めてまいります」とコメントしています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033213621.html