「この番組は新潟市とご覧のスポンサーの提供でお送りします」――7月5日から関東圏で始まったアニメ「ジョーカ−・ゲーム」再放送のメインスポンサーが、まさかの「新潟市」だと話題となっています。なぜ行政である新潟市が番組のメインスポンサーとなったのか。その狙いはなんなのか。新潟市副市長とアニメ制作会社Production I.Gにお話を伺いました。

【画像:新潟市のCM「がっとらね!! にいがた!!」】

 7月5日からテレビ埼玉(テレ玉)と千葉テレビ放送(チバテレ)で再放送中のアニメ「ジョーカ−・ゲーム」は、世界大戦の火種がくすぶる昭和12年(1937年)を舞台に、秘密裏に設立されたスパイ養成部門“D機関”のメンバーが暗躍する――という柳広司さんの小説が原作のインテリジェンス・ミステリー。

 2016年4月にアニメ化されると、ハイクオリティーな作画やスリルのある展開が話題を呼び、放送終了直後から再放送を熱望する声が上がっていました。そんな待望の再放送でファンが着目したのは、意外にもオープニング直後に流れる「この番組は新潟市とご覧のスポンサーの提供でお送りします」という提供読みと、ドドーンと表示される新潟市のロゴマーク。

 ネット上では「ジョカゲって新潟市公認アニメ……?」「再放送のジョーカーゲームの提供が新潟市で笑った」「新潟市スポンサーについてるのになんでジョカゲ新潟で再放送してないの????」などと、なぜ再放送が流れていない新潟市が関東のテレビ番組のスポンサーになっているのかを疑問に思っている人が多い様子です。

●新潟市副市長とProduction I.Gに聞いた「提供:新潟市」の謎

 なぜ新潟市はジョーカー・ゲームのスポンサーに踏み切ったのか。新潟市の木村勇一副市長と番組を制作した制作会社・Production I.Gの執行役員・郡司幹雄さんにお話を伺いました。

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