名古屋市港区の商業施設「メイカーズ・ピア」のテナント3店舗が、月内に撤退することが分かった。施設はテーマパーク
「レゴランド・ジャパン」の隣に3月末に開業。相乗効果を狙っていたが、開業5カ月で当初の53店舗のうち4店舗が撤退することになる。
関係者によると、撤退するのは飲食店2店と雑貨店1店。それぞれ経営不振から決めたという。うち1店の男性店長(42)は取材に「売り上げは目標の4割ほどだった」と話した。
メイカーズ・ピアは「ものづくり」をテーマに体験型施設を備えた物販や飲食などの店舗で構成。無料で立ち入ることができ、
4月開業のレゴランドとの相乗効果で年間300万人の来場を見込んでいた。
だが、レゴランドが年間パスポート購入者以外の再入場を認めず、来園者が待ち時間でも流れてこないこともあり、客足は伸び悩んだ。
4月には海鮮料理店が撤退した。その跡地は今月5日から31日まで、ビアホールとして利用されている。
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