“ヘリ空母”「かが」、護衛艦「いなづま」、PAC3も公開…「国民を守る」国際情勢緊迫で強い決意
http://www.sankei.com/smp/west/news/171201/wst1712010009-s1.html
北朝鮮による弾道ミサイル発射が相次ぐなど、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、
海上自衛隊の艦船や航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)などの公開が各地で相次いでいる。
自衛隊の活動に理解を深めてもらうとともに、有事の際の即応態勢を示し、国民の不安を払拭する狙いもある。西日本での最近の公開事例を紹介する。
海自最大のヘリコプター搭載護衛艦「かが」(全長248メートル、排水量1万9500トン)が7月11日、京都府舞鶴市の海自北吸岸壁に寄港した。
艦首から艦尾まで平らな飛行甲板(長さ245メートル、幅38メートル)を備え、哨戒ヘリ5機が同時に発着艦できる。
哨戒ヘリ7機、救難・輸送ヘリ2機の計9機の搭載・運用が可能。新型輸送機オスプレイの発着も可能で、「ヘリ空母」としての機能を持つ。
会場では乗組員約250人や関係者約150人が参加して歓迎行事が行われ、その後、関係者らに艦内が公開された。
「かが」は3月に就役し、呉基地(広島県呉市)の第4護衛隊に配備、舞鶴には初の寄港となった。
14日には、艦名由来の地の石川県を訪問し、金沢港に寄港。歓迎式典の後、艦長の遠藤昭彦1等海佐は「由来の地に初めて訪れることができ光栄。
有事に限らず、災害派遣などさまざまな場面で活躍できるよう日夜、訓練に励んでいる」と述べた。
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http://www.sankei.com/images/news/171201/wst1712010009-p3.jpg
『呉ー市ー GONNA 呉ー市ー』
https://www.youtube.com/watch?v=6MNJTAcvfMg