先月末以降、近畿自動車道の「八尾インターチェンジ」で、ETCの通過時刻が正しく反映されないトラブルが発生し、実際の通行料金よりも多く請求していたケースが、およそ
1万1000件あったことがわかりました。
西日本高速道路は、対象の車を特定したうえで、返金することにしています。
西日本高速道路によりますと、大阪・八尾市の近畿自動車道「八尾インターチェンジ」で、先月29日から今月7日にかけて、ETCの通過時刻の記録が実際よりも1時間早くな
るトラブルが発生していたということです。
利用者からの指摘で発覚し、現在は復旧していますが、先月29日から今月1日までにETCを通過した利用者については、すでに料金の請求が終わっているということです。
近畿自動車道では、6月から走行距離に応じた新たな料金体系になっていますが、このトラブルで区間の最大料金が請求されていたケースが、およそ1万1000件あったという
ことです。
普通車の場合で実際の料金よりも20円から480円、多く請求されていたということで、西日本高速道路は対象となる車を特定したうえで、クレジットカード会社を通じて返金
することにしています。
西日本高速道路は「対象のお客様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。チェック体制を強化し、再発防止に努めてまいります」としています。
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170809/5936091.html