日刊工業新聞社が8日発売する「プレス技術9月号」は、変種変量に対応するプレス/板金加工の最適化を特集する。顧客の要望に応じて品質、
納期、コストを最適化するためのプレスと板金を融合するためのノウハウを提供する。
特集では板金加工により切削や鋳造からの工法転換を図り、多品種少量変量ニーズに対応し、コストダウン、納期短縮に結びつけるバリューアナリシス
(VA)/バリューエンジニアリング(VE)の進め方とプレス/板金の融合化による最適化の事例を紹介する。
適切な材料と最適な工法を適用し、オーバースペックによるコストアップや、品質不良・品質トラブルを未然に防ぐための設計手法、具体事例を
実践レポートなどで紹介。IoT(モノのインターネット)を活用した最新機種等も取り上げる。
国内市場の縮小と顧客ニーズの多様化などを背景にかつての大量生産から多品種少量変量への転換が広まっている。プレス加工業界でも
受注量に応じて板金加工を取り入れることでコスト削減、短納期化を図り、受注確保する動きも目立っている。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00438376