安保理は北朝鮮の2度にわたるICBMの発射を受けて、アメリカと中国が中心となり、
新たな決議に向けた調整を進めてきました。安保理外交筋によりますと、アメリカが作成した
決議案について、中国側がおおむね了承したということです。決議案の詳細は分かって
いませんが、北朝鮮への追加制裁を盛り込んでいて、最終的な文言を協議をしていると
みられています。複数の外交筋によりますと、数日以内に採決される見通しだということです。
一方、ロシアのネベンジャ国連大使は「アメリカと中国が合意しても、安保理全体で
合意したわけではない」と牽制(けんせい)していて、決議案の行方は中国がロシアを
説得できるかどうかにかかっています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000106966.html