岐路に立つ民進党は分裂? 代表選に枝野氏と前原氏 細野氏は離党か 極右勢力は民進党を去るべきだ

 民進党が混迷を深めています。
 蓮舫氏の辞任により代表選挙が行われることになりましたが、代表選に立候補を表明したのは、枝野幸男氏と前原誠司氏であり、
いずれもこれまで民進党の中では重要なポストを歴任してきた人たちです。現在の低迷が続く民進党に対して少なからず責任があります。
 その責任をどのように果たすのかが問われています。
 その代表選挙ですが、産経新聞には分裂含みなどと書かれています。
 そのような中で、さっさと離党の動きを示しているのが細野豪志氏です。

(略)

 結局、憲法に対する見解も含め、細野氏はイデオロギーとして離党するということです。
 民進党ではこういった離合集散は必然です。
 少なくとも民進党が野党として自民党に対する対抗軸を示せる党にならなければ再生の道はありません。
健全な保守政党という立場で民進党を再建するというのは、従来の民進党支持層の要求でもあります。
但し、その保守の中には社会保障も含めた格差社会の是正という要求が当然に含まれています。
 自民党と憲法改正を競い合うような右寄り保守政党など有権者は求めていません。
 民進党と共産党とは政策の違いが出てくることも当然ですが、だからといって安倍自民党のような右寄りの政策が支持されないことからも、
社会福祉の充実を求める支持層の期待に応えることがなければ自民党の対抗軸にはなることはできません。
 よく民進党内の保守派が出て行ってしまったら、それだけ自民党を利するではないかという意見を聞きますが、
それは違っていて、常識のある保守派であれば出て行きません。
岡田克也元代表が左寄りだとは誰も思ってはいませんが、だからといって細野氏のような右でもありません。
 出て行くのは、細野氏のような右に行きすぎた人たちであって、民進党内に混乱を与えるだけなのであれば、去ってもらうのが筋です。

(略)

http://blogos.com/article/238588/

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http://www.sankei.com/politics/news/170804/plt1708040042-n1.html