拳銃や、規制の対象となる「準空気銃」を違法に所持していたとして、胎内市の58歳の男が逮捕されました。
男が持っていた拳銃はもともとエアガンとして販売され、現在も愛好家の間で高額で販売されているということで、警察が入手先を調べています。
逮捕されたのは、胎内市の58歳の建具店に勤務する男です。
警察によりますと、男はことし4月17日、拳銃1丁と、人にけがをさせる威力があり、規制の対象となっている「準空気銃」2丁を自宅で違法に所持していたとして、銃刀法違
反の疑いが持たれています。
男が持っていた拳銃は「M29」というもので、昭和61年にエアガンとしてがん具店などで販売されたものの、威力の高さから翌月、拳銃に指定されました。
現在も全国で約1万丁が出回り、愛好家の間で高額で販売されているということです。
警察の調べに対し、男は「拳銃や準空気銃の所持が違法だということは知っていた。準空気銃は、ネットオークションで購入した」などと容疑を認めているということです。
また、警察は、男の銃の愛好家仲間で、胎内市に住む40代の男についても、準空気銃6丁を自宅で違法に所持していたとして、銃刀法違反の疑いで書類送検しました。
警察は、それぞれ銃や準空気銃の入手先などについて調べています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035746501.html