31日午後2時すぎ、警視庁の捜査員が、東京・杉並区の芸能プロダクション「ヘルメス・エンターテイメント」社長の自宅兼事務所を家宅捜索した。
その社長とは、同日、強姦致傷と強盗の疑いで警視庁に再逮捕された佐藤弘樹容疑者(33)。
佐藤容疑者は5月26日、会社の事務室で声優志望の30代女性Aさんを暴行してケガを負わせた上、コンビニのATMで現金10万円を引き出すよう脅し、金を奪った疑い。
Aさんは昨年、あるオーディションに落ち、芸能関係者に佐藤容疑者の会社を紹介された。
そして今年1月、佐藤容疑者が面接を行い、契約するかどうかはAさん次第ということで、契約は交わさず、契約書を持ち帰った。
Aさんは契約するかどうか迷っていたが、他の会社と研修生として契約を結んだため、佐藤容疑者には連絡しなかったという。
そうしたら佐藤容疑者から紹介者に「Aさんはどうなったのか」という連絡が入り、Aさんは当日、佐藤容疑者に謝罪するために事務所を訪れたという。犯行時、事務所には2人以外に人はいなかった。
「Aさんは面接の時に渡された契約書を返し、『申し訳ございませんが、今回は契約するのはやめます』とお詫びしたそうです。
そうしたら佐藤容疑者が突然、『ふざけんな』と激高。『契約書も返さないし、ナメてんじゃねえぞ』と怒鳴り散らしてAさんの頬を平手打ちし、両手で首を絞めるなどの暴行を加えた。
そしてそのまま押し倒し、レイプしたのです。さらに口止めするために、その様子をスマホで撮影したというのですから、ゲス野郎です」(捜査事情通)
■余罪の可能性も
佐藤容疑者のゲスっぷりはそれだけではなかった。
声優志望女性をレイプし現金強奪 芸能プロ社長の卑劣手口
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12136-406425/
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