2日朝、焼津港で停泊中の漁船の乗組員でキリバス人の25歳男性が海中に沈んでいるのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察では、男性が何らかの理由で漁船から転落したとみて原因を詳しく調べています。
警察によりますと2日午前4時すぎ、焼津港に停泊していた漁船第八十五福一丸の関係者から、「キリバス人乗組員が船から落ちた」と警察に通報がありました。
海上保安部や消防が周囲を捜したところ、午前8時半すぎ、漁船と岸壁との間の深さ約6メートルの海中に、男性1人が心肺停止の状態で沈んでいるのが見つかり、病院に搬送さ
れましたがまもなく死亡しました。
警察によりますと死亡したのは第八十五福一丸の乗組員でキリバス人のロイ・タカペアさん(25)と確認されたということです。
警察によりますと当時、漁船の船内では乗組員たちが酒を飲んでいたということで、タカペアさん以外の乗組員がけんかをしていたという情報もあるということです。
警察では、タカペアさんがけんかに巻き込まれるなど何らかの理由で漁船から転落したとみて、ほかの乗組員からも話を聞くなどして原因を詳しく調べています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035713861.html