在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が債務約627億円の大半を返済していないとして、
整理回収機構(東京)が利息を含む約910億円の支払いを求め東京地裁に提訴していたことが
31日、分かった。提訴は6月14日付。8月2日に判決が言い渡される。
経営破綻した在日朝鮮人系信用組合から不良債権を譲り受けた整理回収機構は平成17年、
「多くは実質的に朝鮮総連への融資だった」として約627億円の返済を求め提訴。東京地裁は
29年6月、全額の返済を命じる判決を言い渡した。総連側は控訴せず、同年7月に確定した。
訴状によると、強制執行などで一部を回収したが、約570億円が未払いという。
整理回収機構は「債権の消滅時効(10年)が近かったため、時効の進行を中断させるために
提訴した」と説明。朝鮮総連は取材に「担当者が不在で対応できない」としている。
http://www.sankei.com/affairs/news/170731/afr1707310028-n1.html