女子高生のスカートが長くなってる? 朝日新聞が全国14都道府県の女子高校生のスカート丈を調査したところ、取材にあたった20代後半を中心とする記者たちから「自分たちの頃より長い!」という声が上がりました。
女子高生の制服に何が起きているのか……。学生服メーカーを訪ねたら、スカートを短くさせない驚きの技術が明らかになりました。

会場を案内してくれたトンボのマーケティング課の佐藤望さん(24)に「最近の高校生のスカート、長くないですか?」と聞くと、「『カーブベルト』はメジャーになってきています」との答えが。

 聞き慣れない言葉「カーブベルト」。いったいどんなものなのでしょう?

ベルトといっても巻くわけではなく、このスカートの腰の部分のつくりを「カーブベルト」というそうです。

 記者が高校生の頃は、スカートの腰部分の幅3センチほどのかたい部分を2回くらい折ってスカートを短くするのが一般的で、今の高校生にもその技術は脈々と受け継がれているようです。

 しかし、この「カーブベルト」は腰部分が柔らかくなっていることで、うまく折ることができません。たとえ折ったとしても、ヒダが崩れてしまうのです。

上がダメなら、下から……。スカートを短くするために、裾を切ってしまうという荒業もあるのですが、なんと!それも封じられていました。

 その技術が、「レインボーロック」です。

縫った部分が虹色になり、裾を切ってしまうと、再現するのが難しいのです。

制服のスカート短くさせない!驚きの技術 学生服メーカー次々と投入
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カーブベルト
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レインボーロック
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