菅義偉官房長官は27日の記者会見で、3月に中国の山東省と海南省でそれぞれ3人ずつ拘束された日本人男性計6人のうち、4人が帰国したと明らかにした。
これに先立ち、日本政府関係者は27日、山東省の3人のうち、2人が解放されたと明らかにしていた。中国当局から26日に同省青島の日本総領事館に「2人の拘束を解いた」との連絡があったという。
中国では2015年以降、スパイ行為に関わった疑いがあるなどとして少なくとも日本人の男女計12人が拘束されていたが、解放が明らかになったのは初めて。日本政府は中国側に拘束理由が不透明だとして懸念を伝えている。
拘束されていた日本人男性4人が帰国
https://mainichi.jp/articles/20170727/k00/00m/030/197000c