生活協同組合コープおきなわ(山本靖郎理事長)の川越雄一郎専務理事らは22日、浦添市西原の本部で会見を開き、具志川センターの顧客である組合員620人分の個人情報を紛失したと報告し、謝罪した。
紛失した資料はA4サイズの紙ファイル、48ページ分。沖縄市、うるま市の配達エリアの組合員の氏名、住所、電話番号、ギフト商品の利用点数履歴などの情報が記されていた。
4日、担当者が紛失に気付き、事務所内や廃棄ボックスなどを調べたが、発見できなかった。今回のような大量の情報紛失は初めてという。
同事業所には個人情報を保管する部屋があり、担当者ごとの引き出しにファイルが保管されている。引き出しに鍵は掛かっておらず、防犯カメラも設置されていない。
部屋の鍵は朝開錠し、夕方に施錠するまで空きっぱなしという。
川越専務理事は「組合員にとって最も大切なプライバシーの情報を紛失し、申し訳なく思っている。役職員一丸となって信頼を回復したい」と謝罪。
再発防止と情報管理の徹底に努めると話した。
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