環境省と福岡市は21日、博多港のコンテナターミナル(同市東区)で、強い毒を持つ外来種の「ヒアリ」数十匹が見つかったと発表した。
国内では兵庫県や大阪府、東京都などで見つかっているが、九州で確認されたのは初めて。
市などによると、21日午前10時ごろ、中国・広州から陸揚げされていたコンテナの近くの地面で数十匹を発見、すべて殺処分した。鑑定の結果、
ヒアリと確認された。周辺で巣は確認されず、市などはコンテナに入り込んでいたもので、定着している可能性は低いとみている。
ヒアリは南米原産。赤茶色で体長は2・5〜6ミリ。攻撃性が強く、刺されると激痛が走る。アレルギー反応のアナフィラキシーショックによる死亡例もある。
国内では、5月に兵庫県尼崎市で初めて見つかり、神戸港や名古屋港、横浜港などで確認された。
http://www.asahi.com/articles/ASK7P6J2MK7PTIPE03K.html
厚労省より出されたパンフレット:ヒアリに刺された場合の留意事項について(一般の方へ)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000171750.pdf