東京電力などは、福島第1原発3号機の格納容器内部の調査で、「デブリ」と呼ばれる、溶けた核燃料のようなものを確認できたと発表した。
撮影されたのは、事故前に核燃料があった原子炉圧力容器の真下で、つららのように垂れ下がったものや、内部の壁には溶けた物体が冷えて固まったようなものが確認できる。
東電は、事故で溶け落ちた核燃料と、周辺の構造物が合わさった核燃料デブリの可能性が高いとしていて、事故後、デブリが確認できたのは、初めてとなる。
また、下にあった格子状の床は、少なくとも半分以上なくなっていて、構造物が落下している状況が確認できたという。
22日は、デブリが溶け落ちているとみられる、底部の調査を行う予定。https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170721-00000954-fnn-soci