https://fabcross.jp/news/2017/dmln53000004adz8-img/dmln53000004adzv.jpg
安価なFFF(熱溶融積層)方式小型3Dプリンター「Obsidian」がKickstarterで人気を集めている。
組立済みなので、箱から取り出してから電源プラグを接続し、フィラメントをセットすれば準備完了だ。
https://fabcross.jp/news/2017/dmln53000004adz8-img/dmln53000004ae0c.jpg
Obsidianは、ベーシックな機能に絞ることで低価格を実現した3Dプリンター。
300ドル以下で金属製部品による高剛性ボディを実現して人気を得た3Dプリンター「Trinus」の開発元であるKodamaの新製品だ。
https://fabcross.jp/news/2017/dmln53000004adz8-img/dmln53000004ah2i.jpg
Obsidianは、上から下にビルドプレートが下がるトップダウン方式機構を採用している。
また、タッチスクリーンやプリント中の監視ができるモニター、ABS樹脂などにも対応できるヒーテッドベッド(30〜100度)、運転中に停電でストップしても「Resume」ボタンでプリントを再開できる停電リカバリー機能などもオプションで用意する。
https://fabcross.jp/news/2017/dmln53000004adz8-img/dmln53000004ae1f.jpg
本体サイズは270×290×310mmで重さは5.5kg、造形サイズは120×120×120mm。
積層ピッチは50〜350μmで、推奨プリントスピードは60mm/秒だ。
ノズル温度は180〜250度で、径1.75mmのフィラメントに対応する。
ファームウェアはMarlinベースで、スライサーソフトはCura、Simplify3D、Slic3rなどGcodeを出力する汎用品に対応する。
https://fabcross.jp/news/2017/20170628_kodama3dprinter_obsidian.html