電機大手コニカミノルタが官民ファンドの産業革新機構と共同で、遺伝子分析によるがん診断を手掛ける米企業を買収する方針を固めたことが分かった。買収額は1千億円規模の見込み。
主力の複合機が伸び悩む中、M&Aで医療関連事業を強化する。近く発表する。
がんは日本人の死因の第1位となっている。
早期発見や特効薬開発が期待され、医療費抑制につながる可能性もあることから、政府も機構の出資を通じて支援する。
買収するのは米アンブリー・ジェネティクス(カリフォルニア州)。創業者らから株式を買い取る。
出資比率はコニカミノルタが6割、機構が4割となる方向だ。
コニカミノルタが米企業買収へ 遺伝子分析がん診断、1千億円
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