半導体大手の米マイクロン・テクノロジーが29日発表した2017年3〜5月期決算は、売上高が
前年同期比92%増の55億6600万ドル(約6240億円)だった。

データセンターや人工知能(AI)向けの半導体メモリー価格が上昇しており、業績拡大につながった。

 最終損益は16億4700万ドルの黒字で、前年同期の2億1500万ドルの赤字から回復した。
サンジェイ・メロートラ最高経営責任者(CEO)は「機械学習やデータ解析といったグローバル
トレンドが当社に大きな機会をもたらしている」とコメントした。

 同社によると、データセンターなどで使われる半導体メモリーのDRAMは平均販売価格が
16年12月〜17年2月期と比べて14%上昇。スマートフォン(スマホ)などで用いるNAND型
フラッシュメモリーの出荷数量も同17%増と拡大が続いている。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN30H0Y_Q7A630C1000000/