北海道小樽市のおたる水族館で5月に生まれたばかりのネズミイルカの赤ちゃんが死んだことが15日、同水族館への取材で分かった。国内で飼育下での出産は同館だけ
で、長期飼育が期待されていた。
同館によると、12日午前に泳ぎ方に元気がなくなり、ミルクの量や中身を調整したが、同日午後7時20分ごろに死んだ。死因は細菌性の肺炎。母親のアツコに哺乳行
動が見られなかったため、飼育員が24時間態勢で人工保育を続けていた。
ネズミイルカは現在、国内で5頭飼育されている。同館では2015年にも赤ちゃんが生まれたが、直後に死んだ。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201706/0010286328.shtml