講演は、香港が来月1日、イギリスから中国に返還されて20年を迎えるのを前に、14日、都内の東京大学で行われ、およそ200人の学生や教員が聴講しました。
この中で、黄氏は、香港では返還から50年は高度な自治が保障され、独自の司法制度が認められているにもかかわらず、最近、中国の公安当局が特定の人物の身柄を拘束したと伝えられていることなどに触れ、
「香港で中国の法律が公然と執行されている。1国2制度を保つには、国際社会との連携が大切だ」と述べ、香港独自の制度の維持に協力を呼びかけました。
また、周氏は「私たちはみずからの権利を獲得するために活動している。日本の若者は政治に関心がないと聞くが、ぜひ自分たちの権利を大切にしてほしい」と訴えました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170615/k10011018121000.html
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