5月に姫路セントラルパーク(兵庫県姫路市豊富町神谷)で誕生した双子のホワイトライオンと一般公開を前に触れ合えるツアーが10日、同パークで始まった。家族連れらが参加し、2頭
の赤ちゃんがミルクを飲んだりじゃれ合ったりする愛らしい姿に目を細めていた。
ホワイトライオンは、ライオンの白変種で、毛が白く、青っぽい目やピンク色の肉球が特徴。同パークによると、国内で約40頭が飼育されているという。
同パークでのホワイトライオン誕生は6度目。2頭は雄と雌で、5月22日に生まれた。2頭とも1日4回ミルクを飲み、現在は体長約45センチ、体重約3キロ。名前は一般公開後に公
募する。
この日は計20人が4回に分けて参加した。午前に参加した8人は獣舎で2頭と対面。「かわいすぎる!」「ぬいぐるみみたい」と歓声を上げ、ほ乳瓶に入ったミルクを与えたり、ふわふ
わの毛並みを触ったりし、約20分間のひとときを堪能していた。
加古川市平岡町の女性(28)は「肉球がすごく柔らかかった。できるなら連れて帰りたい」と別れを惜しんでいた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201706/0010272430.shtml