札幌市は、市営地下鉄さっぽろ駅の南北線、東豊線のそれぞれの南改札口をつなぐ
乗り換え用の連絡通路の柵について、撤去時期を今秋と決めた。
柵は地下を南北方向に歩く人の交通を一部遮断しており、通る場所によっては大きく
う回しなければならなかった。柵は9〜10月に撤去し、撤去後の乗り換えは、
改札をいったん出る方法に改める。
柵の延長は約250メートル。東豊線開業の1988年、二つの南改札口をつなぐ
連絡通路に一般の歩行者が入らないよう、通路の両わきに設置された。
南北線南改札口側の地下通路の東側は通れなくなり、地理に不案内な観光客らが迷い込み、
遠回りを余儀なくされることも多かった。
さっぽろ駅南側の地下歩行空間が2011年に開通して歩行者が増加したため、市は柵の撤去を決めていた。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0407852.html