江戸時代の本居宣長の「折りたく柴の記」にさえ、こう書かれている。
「齢かたぶきし身の、命の限りあることも知らで、薬のために息苦しき様して終はりぬるはわろし。」
(年老いた者が命の限界があることにも気づかないで
薬のためにかえって息苦しい様子をして死んでしまうのは良くない。)