四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件

四日市市のジャスコ四日市尾平店(現:イオン四日市尾平店)にあるATMコーナーで
2〜3歳ぐらいの子供を抱いていた若い女に泥棒扱いされた無実の68歳の男性が、店員や買い物客ら3人に取り押さえられ
居合わせた四日市南警察署の警察官の拘束後に死亡した。
男性の死因は「高度のストレスによる高血圧性心不全と不整脈」と発表されたが
この「ストレス」は逮捕・制圧の際の精神的・肉体的苦痛によるものと推測される。
店員や買い物客が男性を制圧している隙に女は逃走しており、三重県警察は
虚偽告訴罪の被疑者として捜査を続け翌年2005年には現場の監視カメラに映っている画像を公開した。
容疑事実を特定できないままに画像を公開することはグリコ・森永事件以来の異例の措置である。
しかし女を特定することはできず、2011年(平成23年)2月17日午前0時に窃盗未遂事件としては公訴時効となった。
三重県警察は翌18日、被疑者死亡のまま男性を書類送検した。