中谷 直登 2024.5.11 10:55 NEWS | TV/MOVIE
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ディズニープラス「スター」で配信のハリウッド戦国ドラマ「SHOGUN 将軍」シーズン2実現か。主演・製作の真田広之が、吉井虎永役として再出演の契約を結んだと、米Deadlineが伝えた。

本作はジェームズ・クラベルの同名原作小説に基づく映像化で、米FXにて1シーズン限りのリミテッド・シリーズとして製作。すでに小説の結末までを描き切ったことや、今回の製作だけで長い年月が費やされたといった理由から、プロデューサー陣は新シーズンの可能性を認めたことがなかった。一方、真田は更なる展開に「観客の反応次第」との態度を示していた。

情報によれば、米FXは本シリーズの商業的・批評的な大成功を受けて、シーズン2に向けて各所で調整中。現時点ですべてのピースが揃っているわけではないものの、諸々の契約もまとまりつつあるところだという。

現在、「SHOGUN 将軍」は2024年のエミー賞でリミテッド・シリーズ部門の有力候補とされているが、シーズン2更新となればドラマ・シリーズへ鞍替えとなるので、賞での戦い方にも大きな影響が及ぶこととなる。Deadlineは、本年度はストライキのため多くの作品の製作が遅れた影響で、むしろドラマ・シリーズ部門は手薄になっていると指摘している。

「SHOGUN 将軍」は、徳川家康の東軍と石田三成の西軍による「関ヶ原の戦い」前夜をモデルに、架空の日本史を描いた戦国ドラマ。最終話となる第10話では武芸でいう”残心”を感じさせる結末となっており、続編を望むファンも国内外に多い。

Source:Deadline