元“ゴーストライター”新垣隆さん「本当の解決はまったく進んでいない」佐村河内守氏から返答がなかった「2人で一緒に謝罪」の提案、自身の使命は“音楽での恩返し” | 週刊女性PRIME
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2024/5/11

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ー 新垣さんが考える「本当の解決」

 “耳が聞こえない作曲家”佐村河内守氏のゴーストライターを、18年にわたって務めていたことを告白した新垣隆さん。この10年を問うと、「いろいろなことがあって長く感じる一方で、あっという間の10年だったとも感じます。2014年は自分にとって特別な年であることは間違いありません」。そう穏やかながらも神妙な表情で語る。

「一つひとつ丁寧に音楽活動をすることと向き合ってきました。2016年に交響曲『連祷』という大きなオーケストラ曲を広島で発表しまして、それが一つのステップといいますか、あらためて自分自身の再スタートを切れた気持ちになりました」(新垣さん、以下同)

 音楽に加え、バラエティー番組をはじめメディアにも登場するようになった。

「多少調子に乗っていたのかもしれません。そんなつもりはなくても、モデルとしてグラビアに出たり、婚活したいとか言っていましたから(笑)。ただ、愛想を尽かされないためにも、真剣に音楽活動をして、音楽で認められなければいけないと思っていました。周りの皆さんのサポートもあって、10年たちましたが、今も私は音楽を続けることができている。本当に感謝しかありません」

新垣さんが考える「本当の解決」

 2018年からは、川谷絵音率いるバンド「ジェニーハイ」のメンバーを務める。「まったく想像してなかった」と自身の人生を振り返るが、一つ大きなしこりがあると明かす。

「2014年4月、私は佐村河内氏サイドに改めて文春誌上において一緒に謝罪するべきではないかと提案しました。新垣と佐村河内の2人がそろって説明することに意味があると。ですが、その返答はなかった。つまりいまだに果たせていない。本当の解決はあのときからまったく進んでいない」

 もし仮に、2人がそろって会見をするようなことがあれば、再び共に何かをすることはあるのか? 少し間を置いて、「それができるのは、その、本当の解決が果たされたときだけです」そう新垣さんは口を開く。

 10年がたち、時計の針が動き出した人もいれば、そうでない人もいる。

 新垣さんは、さまざまな音楽活動をする中で、2023年からは『廣津留すみれと新垣隆の深掘り音楽実験室』と題して、クラシック音楽を再解釈する試みも始めた。

「10年間の活動を通して、自分の音楽性はとても広がったと思います。音楽の面白さや喜びを伝えるために、『シラス』という放送プラットフォームで、自分のチャンネルも始めました。視聴者の方と双方向で音楽とは何かを考える。音楽で恩返しをし続けることが、あの騒動を機に人前に出るようになった私の使命でもあると思っているんです」

(略)

取材・文/我妻弘崇

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