「鬼平」継承は「運命だと思って、静かに即答」松本幸四郎が亡き叔父・中村吉右衛門さんの当たり役「演じ続けることは目標というより夢」
5/2(木) 4:00 スポーツ報知
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火事装束に身を包んだ映画の一場面 「鬼平犯科帳 血闘」時代劇パートナーズ
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 歌舞伎俳優の松本幸四郎(51)が、10日公開の主演映画「鬼平犯科帳 血闘」(山下智彦監督)で叔父の中村吉右衛門さん(2021年死去、享年77)の当たり役を受け継ぎ、火付盗賊改方長官の「鬼の平蔵」こと長谷川平蔵を演じる。

 吉右衛門さんがテレビシリーズで最後に演じた16年以来、8年ぶりの復活。後任オファーを受け「運命だと思って、静かに即答しました」。京都・太秦での撮影は「叔父の鬼平には存在感の大きさ、懐の深さがあった。意識すると、プレッシャーにしかならない」と思い、頭を真っ白にした。「池波正太郎さんが生み出し、大森寿美男さんが脚本を書き、山下智彦監督が演出する鬼平に徹しようと心掛けました」

 勧善懲悪で豪快な殺陣があり、捕物帳でもある。「正統な、ど真ん中の時代劇を作ろうと思って取り組んだ作品。火事装束で初めて『火付盗賊改方、長谷川平蔵』と名乗った時に特別な緊張があって震えました」と語る王道の時代劇。中村ゆり(42)演じるおまさ、北村有起哉(50)演じる網切の甚五郎など、人物像を繊細に描くことも、この作品の魅力だ。

 風格と色気を漂わせた吉右衛門さんに対し、幸四郎演じる「令和の鬼平」は感情をむき出しにして敵陣に乗り込む。さらに血気盛んな若き日の鬼平、長谷川銕三郎(てつさぶろう)を長男の市川染五郎(19)が演じ、「なぜ鬼平と呼ばれるようになったのか」を描く。息子の熱演には「作品の中でしっかり存在している」と目を細めた。

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